No.1 なぜ今、購入なのか?
「このまま賃貸?それとも購入?」というキャッチフレーズは、日本の不動産情報サイトで見かけますが、日本に限らずシドニーでも、賃貸かそれとも購入かと選択に悩む方が意外と多いのではないでしょうか。賃貸住宅に住むのも、資産となる持ち家に住むもの、それぞれメリットもあり、デメリットもあるので一概にどちらが良いとは言えませんが、「資産を構築する。」という視点で考えるとどうでしょうか。
賃貸の場合、ローンを抱えることもなく、定期的に支払う管理費や修繕費の心配もないし、飽きたら住み替えるのも簡単、という気楽さはありますが、日本と違い貸し手が強いオーストラリアの不動産事情、家主さんの都合次第で住み慣れた場所を退去しなければならなかったり、家賃が一気に上がったりと、なにかと不自由さを感じてしまいます。
住宅を購入した場合でも、「金利が上がったら?」とか、「価格が値下がりしたらどうしよう・・・」等、賃貸とは違った面で不安要素はもちろんあります。 しかし、「できるならば、自分の城を築きたい、安定した快適な自分の住処と思えるマイホームを購入し資産構築をスタートしたいけど、なかなか現実的に考えられない。」という方、なぜ今購入なのかをポイントを挙げてみましたので考えてみてください。
ポイント1.家賃はずっと支出のまま、払い続けても何も残らない。
「このまま賃貸はイヤ!」という人が理由としてあげるNo.1は、賃貸住宅に住み続ける場合、「思い出」は残っても、「資産」としては、何も残らないということ。自動的に毎月払い続ける家賃、年月を経て累計するとかなりの大金であることに意識を向けたことがあるでしょうか。出費として毎月当たり前に払っているので、意外と気にしていないのではないでしょうか。以下の家賃支払いテーブルは、毎年5%家賃が上昇すると仮定して試算しています。
年間上昇率5%の場合
| 週家賃 |
月額家賃 |
1年目 |
3年目 |
5年目 |
10年目 |
| 350 |
1,521 |
18,250 |
57,533 |
100,843 |
229,547 |
| 400 |
1,738 |
20,857 |
65,752 |
115,249 |
262,339 |
| 500 |
2,173 |
26,071 |
82,190 |
144,061 |
327,924 |
| 600 |
2,607 |
31,286 |
98,628 |
172,873 |
393,508 |
| 700 |
3,042 |
36,500 |
115,066 |
201,686 |
459,093 |
毎年家賃が5%上昇したとして、10年間で約2,300万円をただ出費として自動的に家賃として支払っているのです。「だって、仕方ないじゃないですかぁ。みんなそのようにして当たり前に払って生きているのだから。」と嘆く人もいると思いますが、せっかく一生懸命働いて稼いだお金です、どの道払うものならば、確実に「資産」として残っていくお金の使い方をしたいものです。確かに、住宅を購入する=住宅購入に関わる出費も発生しますが、「資産」が残っていきます。「一生住む家」と考えずに、今支払っている家賃分のお金と若干プラスαのお金で無理のない資金計画にて、好きな地域、好きな間取り、快適に暮らせそうな夢のマイホームを購入する計画作りを始めてみませんか?将来的に家族構成も変わり、また住む環境も変えたくなった場合には、その購入した物件を投資物件にすることで、不労所得を得ることも考えられます。
このまま賃貸住宅に住み家賃を出費として払っていくのか、早い時期に住宅を購入して「資産」を構築していくか、それは「あなたの選択」。何かを得るには必ず代償の先払いがあります。貯金をホリデーや贅沢品に使うか、住宅ローンの頭金に使うか、住宅ローンを抱えて縛られるのが嫌だから賃貸でもいいのか、それとも住宅ローンを抱えながら生きるのか、お金の使い方はあなたの自由です。あなたはどちらが良いでしょうか。
ポイント2.早いうちに購入したほうがローン返済も早く終わる。
「価格が下がる時期を待ってから。」、もしくは、「もう少し頭金を貯めてから。」と、購入したいとは考えているけれど、購入の先延ばしにする理由はいくらでもあります。もちろん、“タイミング“を考えるのは大事です。でも、いずれ購入するのならば、家賃を出費で払い続けるよりも、早い時期に住宅ローンをスタートし、繰上げ返済をしながらローン返済を早く終える努力をしてみるのもよいのではないでしょうか。年を重ねれば重ねるほど、ローン返済の見通しが厳しくなります。ローン返済が早く終われば、その後はその分を貯蓄にまわすこともできますし、購入した物件を担保にもっと理想の住まいを購入することもできます。
ポイント3.シドニーの厳しい賃貸市場から開放される。
引続く空室率の低下、度重なる家賃の値上げ、家主の都合による強制退去等、近年のシドニー賃貸市場は厳しい状態が続きます。家主が住居を売却するから30日以内に退去しなければならなくても、自分の条件に適した住居を見つけられず行き場がなくなり、とりあえず「住めるなら、この際どこでもいい!」という事態に追い込まれる人たちの悲鳴を聞きます。持ち家なら、このような問題からは開放され、自分好みの快適な空間に住み続けることができます。
ポイント4.迷っている時期が長すぎると、購入するタイミングを見逃してしまう。
「いずれ購入しよう。」と悠長に構えていたら生活環境が変わり、他の事に出費が重なってまとまった資金がなくなった・・・と購入のタイミングを逃してしまう方もいます。例えば、結婚、出産、子育て、転職、転勤等、人生にはいろいろなイベントが次から次へと待っています。日々の生活に追われて、住宅購入計画をする暇さえもなくなってしまうケースもあります。「購入してみようかな。」と思っている間に、しっかりと購入計画を立ててみることをお勧めします。
ポイント5.物価指数を考えてみる。
オーストラリア中央銀行(Reserve Bank of Australia)のwebサイトで、Inflation Calculatorという興味深い物価指数計算サイトがあります。
そのサイトにて、「2000年に5,000ドルの価値だったものを、2006年に買ったら、いくらになるか?」を入力してみると、自動計算の結果、
6,010ドル(なんと、1,010ドル高!)
20.2%の上昇
経過年数6年
平均年間インフレ率 3.1%
という結果が出ました。
逆に、「2006年に5,000ドルのものを、さかのぼって2000年に取得していたら、 いったいいくらだったか。」という計算をしてみると、自動計算の結果は、
16.8%も安く買えていた
期間 6年間
平均年間マイナスインフレ率 3%
という結果がでました。
住宅(不動産)も「物」です。このRBAの自動計算の結果を考えると、購入できる準備が整い次第、購入に踏み切ってみたほうがよいのでは!?と予測できます。不動産は経済状況に左右されるので、一概に言えませんが「昔は○○安かったよね~。」なんていう会話をよく耳にするのを考えると、購入を考えている人は購入について真剣に考えてみることをおすすめします。
スターツでは、
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